お洗濯の基本(30/38)
洋服についたチョコレート汚れの落とし方|お洗濯の基本を学ぶVol.32
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今日はバレンタインデーですね♩
プレゼント用に手作りされる方も購入される方も、
ぜひ自分へのご褒美にとびっきりの美味しいチョコレートはいかがでしょうか?
お洋服についたチョコレート汚れの落とし方
今回は洗濯コンシェルジュRinenna流のお洋服についたチョコレートの落とし方をお伝えします。
チョコレートの成分は!?
まずはチョコレートの正体を知りましょう。
チョコレートの主な原材料はカカオ。
カカオの種子をすりつぶして作るカカオマスに、カカオから作られるカカオバターを加え、さらに砂糖などを加えて固めたのが皆様が知っている美味しいチョコレートなのです。
実はこのカカオが「脂質」を多く含んでおり(だから美味しい!)水を弾くためチョコレートの汚れは通常の洗濯では落ちにくいのです。
「脂質」は「油性」なので、今日は「油性」を落とす洗濯方法をご紹介します。
チョコレート汚れを落とす前に確認すること
水洗いできる生地!?
洗濯絵表示を確認して、水洗いできる生地か確認しましょう。
レザーなど水洗いできない生地の場合は、自宅でのシミ抜きは難しいので潔くクリーニング屋さんに持って行きましょう。
色落ちしないか確認
色や柄のついた洋服は色落ちをしないか事前に確認しましょう。
水で濡らした白い布をお洋服の目立たないところに押し付けて、食器用洗剤を少しつけて布に色がついていないか確認してください。
もし色がついたら色落ちする可能性があるので、こちらもクリーニング屋さんにお願いした方が安全です。
チョコレート汚れを落とす前にやること
チョコレートが固まっていたら最初に取り除く
チョコレートが固まっていたら要注意。そのまま洗うとシミが広がります。
まずは爪でカリッと取り除きましょう。(お洋服を傷めないように優しく取り除いてください。)
熱めのお湯に洋服を浸しチョコレートを溶かす
湯煎でチョコレートが柔らかくなるように、熱を加えるとチョコレートは溶けます。
お湯に浸すことで、チョコレートが溶けて浮かび上がってきます。
チョコレート汚れ落とし方
準備するもの
・洗濯用洗剤(クレンジング)
・歯ブラシ
油性の汚れを落とす食器用洗剤
チョコレートの主成分は「脂質」のため、お皿の油汚れを落としてくれる食器用洗剤が効果的です。(普段使用している食器用洗剤で十分!)
チョコレートの汚れ部分に食器用洗剤をつけてポンポンと指で叩きます。もし、不要な歯ブラシがあれば歯ブラシで軽く叩きましょう。
食器用洗剤で落ちなければクレンジングオイルで
ファンデーションや口紅などは「油性」なので普段お使いのクレンジングオイルもチョコレートの汚れには効果的。
食器用洗剤でも落ちなければクレンジングオイルを同じようにチョコレートのシミ部分につけてポンポンと汚れを落としましょう。
クレンジングオイルを使用した場合は、最後にオイルを落とす必要があります。
なので、食器用洗剤をもう一度使い優しくもみ洗いをしましょう。
ぬるま湯ですすぎます
食器用洗剤やクレンジングオイルをぬるま湯で優しくすすいでください。
1回で落ちなければ何度か繰り返しましょう。
ゴシゴシともみ洗いは要注意
もみ洗いをしがちですが、ゴシゴシと強く洗うとお洋服の生地が痛むだけではなく、シミが広がる可能性もあります。
ポンポンと優しく、汚れを浮き上がらせるように落とすのがポイントです。
汚れが落ちたら洗濯機へ
汚れが落ちたら普段通り洗濯機で他のお洋服と洗ってください。
外出先でチョコレートがついた場合は!?
外出先のレストランやカフェでチョコレートがついた場合は、熱めのお湯でチョコレートを浮かせて汚れを拭き取りましょう。
溶けたチョコレートは広がりやすいので、汚れが広がらないように注意して吸い取るように拭き取ってください。
Rinennaならつけ置くだけ
▼Rinennaとオムニウッティバケツ▼


チョコレートのシミは落ちにくいので、少し多めに洗剤を入れると綺麗に落ちると思います。
つけおくだけでお洗濯のストレス、お洗濯の時間から解放されます。
ぜひRinennaでホッとする時間をお過ごし下さい。
